CA Technologies

CA ARCserve® D2D for Linux r16.5 リリース ノート


1.0 はじめに

2.0 機能

3.0 製品の更新

4.0 システム情報

4.1 CA ARCserve D2D for Linux サーバ

4.2 バックアップ ノード

4.3 ターゲット ノード

4.4 Live CD

5.0 一般的な考慮事項

6.0 既知の問題

6.1 CA ARCserve D2D for Linux に関する互換性の問題

7.0 使用条件

8.0 CA Technologies へのお問い合わせ

8.1 CA サポート リンク


1.0 はじめに

CA ARCserve D2D for Linux r16.5 リリース ノートへようこそ。 このドキュメントには、CA ARCserve D2D for Linux の使用に関する以下の情報が記載されています。


2.0 機能

CA ARCserve D2D for Linux には以下の機能があります。

バックアップ

CA ARCserve D2D for Linux では、ほぼエージェントレスの方式を使用して、ご使用のすべての Linux クライアントをバックアップします。 この機能により、各クライアント ノードにエージェントを手動でインストールする必要はありません。ご使用のすべての Linux クライアントは自動的に検出、設定、および保護されます。

CA ARCserve D2D for Linux には、以下のバックアップ機能があります。

ブロック レベルの増分バックアップ

アドホック バックアップ

バックアップ ステータス モニタ

CA ARCserve D2D for Linux では以下をモニタできます。

ジョブ ステータス モニタ

CA ARCserve D2D for Linux では以下をモニタできます。

リストア

CA ARCserve D2D for Linux には、以下のリストア機能があります。

リストアの種類

CA ARCserve D2D for Linux では、以下の種類のリストアを実行できます。

Live CD

Live CD は、IP アドレスを使用して BMR ジョブ用のベア メタル マシンを起動するために使用されます。 Live CD を使用すると、製品をインストールせずに、CA ARCserve D2D for Linux ユーザ インターフェース(UI)にアクセスできます。 ソフトウェアをインストールせずに製品を参照して使用する場合、このオプションを使用できます。 Live CD を使用して、CA ARCserve D2D for Linux のすべてのタスクを実行できます。 また、Live CD から CA ARCserve D2D for Linux をインストールすることもできます。 Live CD からインストールする際の利点は、リストア ユーティリティ パッケージを個別にインストールする必要がないということです。

Web ベースの一元管理 UI

CA ARCserve D2D for Linux UI では、ノード、ジョブ、バックアップ ストレージ場所および D2D サーバをすべて一元管理できます。 CA ARCserve D2D for Linux の URL を使用して、任意のコンピュータから UI にアクセスできます。

D2D サーバ管理

CA ARCserve D2D for Linux には、セントラル インターフェースから複数の D2D サーバを管理する機能があります。

ノード管理

CA ARCserve D2D for Linux には、セントラル インターフェースからノードを管理する機能があります。 ノードの追加、削除、変更を実行できます。

ジョブの管理

CA ARCserve D2D for Linux には、1 つのインターフェースからすべてのジョブを管理する機能があります。 複数のバックアップ ジョブを同時に実行できます。 インターフェースからジョブを実行、変更、キャンセル、および削除できます。 複数のノードを 1 つのジョブに追加することによりジョブ グループを作成できます。 ジョブ グループにより、管理するバックアップ ジョブの数を削減できます。 各ノードの個別のジョブを管理する代わりに、複数のジョブ グループを容易に管理できます。

バックアップ ストレージ場所の管理

CA ARCserve D2D for Linux には、バックアップ ストレージ場所を管理する機能があります。 バックアップ ストレージ場所を追加、変更、および削除できます。 CA ARCserve D2D for Linux は CIFS(Common Internet File System)および NFS(Network File System)をバックアップ ストレージ場所としてサポートします。 CIFS および NFS 以外にも、バックアップ データをバックアップ ノードのローカル ディスクに保存することもできます。

暗号化/復号化のサポート

CA ARCserve D2D for Linux には、機密データを暗号化して保護(暗号化パスワードを使用)する機能と、暗号化されたデータを復旧後に復号化する機能があります。

暗号化は、AES(Advanced Encryption Standard)を使用してユーザのデータを保護します。

統合

CA ARCserve D2D for Linux には、ユーザの既存の IT 環境と統合するためのユーティリティが用意されています。

実行前/実行後スクリプト

CA ARCserve D2D for Linux では、実行中のジョブの特定の段階でスクリプトを実行できます。 すべての実行前/実行後スクリプトは、D2D サーバで一元管理されます。


3.0 製品の更新

このリリースでは、以下の CA ARCserve D2D for Linux r16.5 の更新をご利用いただけます。 更新を選択すると、対応するリリース ノートを参照できます。


4.0 システム情報

このセクションでは、システム要件とサポートされているオペレーティング システムについて説明します。 CA ARCserve D2D for Linux をインストールして使用する前に、以下の情報を確認してください。


4.1 CA ARCserve D2D for Linux サーバ

CA ARCserve D2D for Linux をインストールする Linux サーバ用のシステム要件を確認してください。

オペレーティング システム

サポートされているサーバ オペレーティング システムの全リストについては、「CA ARCserve D2D for Linux r16.5 互換性マトリックス」を参照してください。

メモリ

ディスク容量

CA ARCserve D2D for Linux サーバを管理するための Web ブラウザ

サポートされている Web ブラウザの全リストについては、「CA ARCserve D2D for Linux r16.5 互換性マトリックス」を参照してください。

最小解像度


4.2 バックアップ ノード

バックアップ ソース ノードの以下のシステム要件を確認してください。

オペレーティング システムおよびアーキテクチャ

物理マシンと仮想マシンでサポートされているサーバ オペレーティング システムの全リストについては、「CA ARCserve D2D for Linux r16.5 互換性マトリックス」を参照してください。

メモリ

ファイル システム


4.3 ターゲット ノード

データがリストアされるターゲット ノードの以下のシステム要件を確認してください。

アーキテクチャ

仮想マシン


4.4 Live CD

Live CD 実行環境については以下のシステム要件を確認してください。

オペレーティング システム

アーキテクチャ

メモリ


5.0 一般的な考慮事項

このセクションには、CA ARCserve D2D for Linux を使用する前に知っておく必要がある一般情報が記載されています。

プレリリース版(アルファ/ベータ/リリース候補)の考慮事項


6.0 既知の問題

CA ARCserve D2D for Linux に関連する以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。


6.1 CA ARCserve D2D for Linux に関する互換性の問題

CA ARCserve D2D for Linux のパフォーマンスに影響を与える可能性のある以下のサードパーティ ソフトウェアの制限事項を考慮してください。


7.0 使用条件

CA マニュアル選択メニューの \Bookshelf_Files\TPSA フォルダで以下の使用許諾契約を参照できます。


8.0 CA Technologies へのお問い合わせ

テクニカル サポートの詳細については、弊社テクニカル サポートの Web サイト(http://www.ca.com/jp/support/)をご覧ください。


8.1 CA サポート リンク

CA ARCserve D2D のサポート リンク

CA サポート オンラインでは、技術的な問題を解決するのに役立つ豊富なリソースのセットが提供され、重要な製品情報にも容易にアクセスできます。 CA サポートでは、信頼できるアドバイスをいつでも簡単に参照できます。 以下のリンクを使用すると、問題の解決に役立つさまざまな CA サポート サイトにアクセスできます。