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CA ARCserve D2D for Linux r16.5 リリース ノートへようこそ。 このドキュメントには、CA ARCserve D2D for Linux の使用に関する以下の情報が記載されています。
CA ARCserve D2D for Linux には以下の機能があります。
バックアップ
CA ARCserve D2D for Linux では、ほぼエージェントレスの方式を使用して、ご使用のすべての Linux クライアントをバックアップします。 この機能により、各クライアント ノードにエージェントを手動でインストールする必要はありません。ご使用のすべての Linux クライアントは自動的に検出、設定、および保護されます。
CA ARCserve D2D for Linux には、以下のバックアップ機能があります。
ブロック レベルの増分バックアップ
アドホック バックアップ
バックアップ ステータス モニタ
CA ARCserve D2D for Linux では以下をモニタできます。
ジョブ ステータス モニタ
CA ARCserve D2D for Linux では以下をモニタできます。
リストア
CA ARCserve D2D for Linux には、以下のリストア機能があります。
リストアの種類
CA ARCserve D2D for Linux では、以下の種類のリストアを実行できます。
バックアップされたファイル/フォルダをリストアします。
Live CD
Live CD は、IP アドレスを使用して BMR ジョブ用のベア メタル マシンを起動するために使用されます。 Live CD を使用すると、製品をインストールせずに、CA ARCserve D2D for Linux ユーザ インターフェース(UI)にアクセスできます。 ソフトウェアをインストールせずに製品を参照して使用する場合、このオプションを使用できます。 Live CD を使用して、CA ARCserve D2D for Linux のすべてのタスクを実行できます。 また、Live CD から CA ARCserve D2D for Linux をインストールすることもできます。 Live CD からインストールする際の利点は、リストア ユーティリティ パッケージを個別にインストールする必要がないということです。
Web ベースの一元管理 UI
CA ARCserve D2D for Linux UI では、ノード、ジョブ、バックアップ ストレージ場所および D2D サーバをすべて一元管理できます。 CA ARCserve D2D for Linux の URL を使用して、任意のコンピュータから UI にアクセスできます。
D2D サーバ管理
CA ARCserve D2D for Linux には、セントラル インターフェースから複数の D2D サーバを管理する機能があります。
ノード管理
CA ARCserve D2D for Linux には、セントラル インターフェースからノードを管理する機能があります。 ノードの追加、削除、変更を実行できます。
ジョブの管理
CA ARCserve D2D for Linux には、1 つのインターフェースからすべてのジョブを管理する機能があります。 複数のバックアップ ジョブを同時に実行できます。 インターフェースからジョブを実行、変更、キャンセル、および削除できます。 複数のノードを 1 つのジョブに追加することによりジョブ グループを作成できます。 ジョブ グループにより、管理するバックアップ ジョブの数を削減できます。 各ノードの個別のジョブを管理する代わりに、複数のジョブ グループを容易に管理できます。
バックアップ ストレージ場所の管理
CA ARCserve D2D for Linux には、バックアップ ストレージ場所を管理する機能があります。 バックアップ ストレージ場所を追加、変更、および削除できます。 CA ARCserve D2D for Linux は CIFS(Common Internet File System)および NFS(Network File System)をバックアップ ストレージ場所としてサポートします。 CIFS および NFS 以外にも、バックアップ データをバックアップ ノードのローカル ディスクに保存することもできます。
暗号化/復号化のサポート
CA ARCserve D2D for Linux には、機密データを暗号化して保護(暗号化パスワードを使用)する機能と、暗号化されたデータを復旧後に復号化する機能があります。
暗号化は、AES(Advanced Encryption Standard)を使用してユーザのデータを保護します。
統合
CA ARCserve D2D for Linux には、ユーザの既存の IT 環境と統合するためのユーティリティが用意されています。
実行前/実行後スクリプト
CA ARCserve D2D for Linux では、実行中のジョブの特定の段階でスクリプトを実行できます。 すべての実行前/実行後スクリプトは、D2D サーバで一元管理されます。
このリリースでは、以下の CA ARCserve D2D for Linux r16.5 の更新をご利用いただけます。 更新を選択すると、対応するリリース ノートを参照できます。
このセクションでは、システム要件とサポートされているオペレーティング システムについて説明します。 CA ARCserve D2D for Linux をインストールして使用する前に、以下の情報を確認してください。
CA ARCserve D2D for Linux をインストールする Linux サーバ用のシステム要件を確認してください。
オペレーティング システム
サポートされているサーバ オペレーティング システムの全リストについては、「CA ARCserve D2D for Linux r16.5 互換性マトリックス」を参照してください。
メモリ
ディスク容量
CA ARCserve D2D for Linux サーバを管理するための Web ブラウザ
サポートされている Web ブラウザの全リストについては、「CA ARCserve D2D for Linux r16.5 互換性マトリックス」を参照してください。
最小解像度
バックアップ ソース ノードの以下のシステム要件を確認してください。
オペレーティング システムおよびアーキテクチャ
物理マシンと仮想マシンでサポートされているサーバ オペレーティング システムの全リストについては、「CA ARCserve D2D for Linux r16.5 互換性マトリックス」を参照してください。
メモリ
ファイル システム
データがリストアされるターゲット ノードの以下のシステム要件を確認してください。
アーキテクチャ
仮想マシン
Live CD 実行環境については以下のシステム要件を確認してください。
オペレーティング システム
アーキテクチャ
メモリ
このセクションには、CA ARCserve D2D for Linux を使用する前に知っておく必要がある一般情報が記載されています。
プレリリース版(アルファ/ベータ/リリース候補)の考慮事項
注: CA ARCserve D2D for Linux r16.5 のプレリリース ビルドから GA (Generally Available)リリース ビルドへのアップグレードはサポートされていません。
CA ARCserve D2D for Linux に関連する以下の問題がこのリリースに存在していることが判明しています。
CA ARCserve D2D for Linux のパフォーマンスに影響を与える可能性のある以下のサードパーティ ソフトウェアの制限事項を考慮してください。
症状:
バックアップ先として NFS サーバ バージョン 4 が入力されていますが、NFS サーバのホスト名は DNS に登録されていません。 バックアップ ジョブを実行すると、バックアップ ジョブは失敗します。
解決方法:
DNS にホスト名を登録します。
症状:
NFS を使用して、あるバージョンの Data Domain NAS をバックアップ先として指定しました。 そのバックアップ先にバックアップを実行すると、バックアップに失敗します。 Data Domain NAS の一部のバージョンでは、NFS のファイル ロック メカニズムをサポートしません。 そのような NFS 共有はバックアップ先として使用できません。
解決方法:
この問題を回避するには、バックアップ先として CIFS を使用します。 バックアップ先として CIFS を指定してもバックアップ ジョブが失敗する場合は、以下の手順に従います。
echo "0" > /proc/fs/cifs/LinuxExtensionsEnabled
このノードのバックアップ ジョブをサブミットできるようになります。
症状:
RHEL 5.1 ノードをバックアップする場合、setroubleshoot システム サービスはシステム メモリをバックアップ処理に使用します。 複数のバックアップ ジョブを実行する場合、setroubleshoot サービスは /var/log/messages ファイルに複数のアラートを生成し、すべてのシステム メモリを使用します。 多数のバックアップを行うと、バックアップ ノードのメモリがいっぱいになり、空きメモリがなくなります。
解決方法:
この問題を回避するには、以下のコマンドを使用して、バックアップ ノード上の setroubleshoot システム サービスを停止します。
service setroubleshoot stop
CA マニュアル選択メニューの \Bookshelf_Files\TPSA フォルダで以下の使用許諾契約を参照できます。
テクニカル サポートの詳細については、弊社テクニカル サポートの Web サイト(http://www.ca.com/jp/support/)をご覧ください。
CA ARCserve D2D のサポート リンク
CA サポート オンラインでは、技術的な問題を解決するのに役立つ豊富なリソースのセットが提供され、重要な製品情報にも容易にアクセスできます。 CA サポートでは、信頼できるアドバイスをいつでも簡単に参照できます。 以下のリンクを使用すると、問題の解決に役立つさまざまな CA サポート サイトにアクセスできます。
このリンクでは、契約条件、請求、サービス時間など、保守プログラムおよびサポート サービスに関する情報を提供します。
CA サポート オンライン登録フォームへのリンクです。製品サポートを有効にするために使用します。
CA ARCserve D2D のワン ストップ サポート ページへのリンクです。
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